「ちょっと待ってな――ッ!!」



「姫菜!おい――ッ!!」



私は舜を残して家を飛び出した。

謹慎中だろうが、私は絶対に、舜を逮捕させない。

…私がクビになろうとも、捕まらせてたまるか!

私は走って警察署まで走った。



「―――私の生徒が誤認逮捕されそうなんだけど、責任者は誰よッ!!」



私は案内係の警察の人に叫んだ。

「落ち着いて下さい?」と言われたけど、落ち着ける話ですか?

…私の教え子を疑う何て、一億万年早いんだよ!!

私が説明すると、生活安全科の主任だと言う人を呼んでくれた。