私は黒板にゴンッと額を打ち付けた隆斗へ振り返り、「大丈夫?;;」と、声を掛けた。



「……学園祭の出し物はお化け屋敷。最初の客は姫菜。文句はないな?はい、決定な――ッ!!」



…あれれれ;;

隆斗は怒りのバロメーターが壊れたのか、かなりご立腹。

真優は「姫ちゃんどうにかして」と言う。

…出来たらしてますよね;;

私はお化け屋敷が得意ではない。

完璧、私にキレてる隆斗。

私、絶体絶命のピンチ――ッ!!



「今日…寝ませんから許して下さい…;;」



「最初からそのつもり」



…うゎーん!(泣)

変態ダーリンだー!!