階段を駆け降り

人ごみを掻き分け

猛ダッシュで逃げた・・・。

何故か、狼クンが追いかけて来そうで必死に逃げた・・・。

そして着いた場所は中庭。

「…ハァ…ハァ…」

肩で呼吸をし、足は走り過ぎでガクガクになっていた・・・。

時々、必死で走っていた理由を忘れ、思い出しては赤面する。

こんな事を一人で繰り返していた・・・。

傍から見れば、変な子だったと思う・・・。

でも、元々の原因は狼クンと英語の先生じゃんっ!!!!。

だって、屋上であんな淫らな事してるのが悪いっ!!!

そもそも、どうして、あたしを屋上何かに呼んだのよっ!!!

先生との行為を見せる為??!!

よりによってどーしてあたしなのよっ!!!!

もっと他に、見せる相手がいるでしょっ!!!

あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

イライラするーーーーーーーーっ!!!