あたしは、その水を、


自分でかぶった。




皆が驚きの目であたしを見つめた。




「出来ないよ…あたしは、アンタに水ぶっかける事なんかできない。」




体中が臭かった。



泣きそうになった。




「アンタは、こんなの毎日かぶってたの??」



静かにアンタは頷いた



「馬鹿!!何してんだよ!!決まりだ。次のターゲットはお前だ!!!」


「いいよ。別に。」


「…はぁ??」


「やればいいじゃん。あたしが苦しんでるのみて笑えばいいじゃん」


「アンタ、頭大丈夫??」



私は、残っていたバケツの水を、リーダーにぶっかけた



「へらへら笑ってないで、少しはいじめられてる側の気持ち考えろよ!!!」


「アンタ…よくもやったわね!!!」


やばい!!


調子に乗りすぎちゃった!!!




殴られる…!!!!