「てかさ~、紗香の髪の毛の色綺麗よね~。茶髪でさー、あたしも髪の毛染めたいやー。」


話を変えた美琴。
そうなか?と思っていると
宮島が話に割り込む。



「ほんとだねー。俺さ髪の毛染めるな言われるから染めれないんだよね!未島さんの髪の毛綺麗だし。」



サラサラと髪の毛を
触る。
どきっ
ときめいた。


「…そんなっ綺麗やないよっ!美琴の方が綺麗ぢゃんか」


「綺麗やないよー(泣)アイロンとかしてるから髪の毛痛むんだよー。もうまじで最悪やからね!紗香も痛まないようにするんだよ」



「うん、大丈夫。痛まないようにするからね」


「未島さんて好きな人いんの?俺は居ないけどね!まっまあ今日から新しい学校生活だからまだいないけどねっ」



「あたしもまだいないよ。んでも…まあ…気になってる仔はいるけど」