「ごめんなさい…」


「なんで謝るんだよ。」

「ごめんなさい。」



「だからなんで謝るんだよ!」


「いや何でもないの。」


ただじっと地べたに座っていた。
あたしは嫌がらせの事など全て話した。

…………

「俺の方こそごめんな…?
嫌がらせに気付いてやれなくて。」



「いいんだよ。
私が言わなかったから悪いんだよ。宮島君のせいじゃないよ」