AM 4:52

「早く寝すぎた…。
おふろでも入ろう。」


友里が部屋をでると、台所の方から音が聞こえた。



「…おばぁちゃん??」


「友里?今日は早いね。」


「うん。昨日ちょっと…。
おばぁちゃんはいつもこんな時間なの?」


「年をとると早く起きちゃってねぇ…。」


しわくちゃの顔で優しく微笑む夏子。
つられて友里も笑った。




友里がお風呂からあがると、2人はいろんなことを話した。


たくさん、たくさん…。