「…えり。助けて。」 「当たり前だよ!! ここにいるのは全員! 大和先輩のファンなんだよ?」 なるほど…。 興味ないはやばいね。 友里が視線をバルコニーの下に移すと、校門の方から2人の男子が歩いてきた。 「でか…。」 友里の第一声がこれだった。