そう言って、大和は友里の顔をみた。
大和は驚いた。
友里があまりに悲しそうな顔をしていたから…。
「そうですか…。」
大和の顔も自然と友里と同じ表情になる。
「だから顔に似合わず、かすれ声なんですねッ!!
もったいないので早く治してくださいね?」
友里は本心で、心底心配して言った言葉だった。
「あ、ありがとう。」
大和は、苦笑いで答えた。
(へー、へー。どーせ俺は年中無休かすれ声だよ。なおんねぇし。)
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…