振り返った友里が大和の顔をまじまじとみる。
「あたしの顔、なんか変かな??」
大和はすこし困り笑顔で首をかしげて見せた。
「…あ!すいません。
背も高いし、すっごくきれいだから思わず見とれちゃって…。」
まんざらでもない笑顔をみせる大和。
「え~。そんなことないよ~。」
「こんなキレイな人、同じ学校にいたなんて初めて知りましたよ…。
噂にもなってないし…。
何年生なんですか??」
(うっ。なんてキラキラした目だ…。)
「3年よ。病弱で…、あんまり学校に来れないの…。」
(よし!!ない頭振り絞った!!)