「…いかないッ☆」



「大和。そー言うと思ってきてやったよ。」


校内放送を無視して遊びに行こうとする大和の肩を止めた人物がいた。



「あ?誰だよ。
邪魔すんな。」


大和が少しキレモードで、振り返らずに手を振り払った。



「へー。お前の憧れの七瀬くんにチクってやろーかなぁ…。」


一瞬で大和が青ざめる。

振り返った大和は絶叫する。




「……永村ぁぁぁああ!
てめぇ!卑怯だぞ!!」


大和は職員室に連行された。