ほんとは嫌だった。
でも友里は笑顔で言葉を返した。
「ううん。
あたしこそごめんね。
同じ学校だし、あたしはまた今度一緒にかえるよ。
て言うか今日委員会なの忘れてた!!
じゃ2人とも、ばいばーい。」
友里は一歩さがり、弱弱しく2人に手を振って、校舎の方へ走った。
途中で優哉が呼びとめた気がしたから、少し見てみたら2人はいなかった。
友里の目には涙があふれてきた。
泣き顔をだれかに見られることを心配して、一番近くにあった準備室にはいった。
そして、扉をしめて声を押し殺して泣いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…