「はい。ここの問題を…
平塚におねがいしようかな!!」
「は~。よかったぁぁぁ!!」
「優哉!頑張れ!!」
「優哉く~ん」
安息の言葉と応援の言葉が飛び交う教室の中心を、堂々と歩いていき黒板の前に立つ優哉。
―カッカカッ…コロン―
迷うことなく答えを書き、チョークをおく。
「…正解だ。
みんなやりかたわかったか?」
「…あの。」
優哉が先生に声をかける。
「ん?どうした?
平塚…くん」
「手、洗ってきていいですか?」
「お、おぉ…。」
「ありがとうございます。」
教室がシーンとした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…