「ごめんなさい。」


―ガン!―

大和の頭が喫茶店の机にぶつかった。



「あ、そういう意味じゃなくて…。

返事をする前に、質問がしたくて…。」



友里が焦りながらフォローをした。

大和は赤くなった額をさすりながら顔をあげた。



「あたしの聞きたい事も、丁度3つです。」


大和が姿勢を正す。



「たとえ、お兄ちゃんの妹じゃなくても、私の事を好きですか??」


「はい。」


「私に、隠し事をしないと誓ってくれますか??」


「はい。」



「では最後に…。」


大和の心臓が高鳴る。