さっきの真剣な顔とは打って変わって、友里は笑った顔のまま大和をみていた。


「え?なにこの状況??
話していい感じ??」


友里は笑いながら答えた。


「話していい感じです。」



じゃあ、と一息置いて、大和が話し出した。



「三つ目…。

今言ったすべての事、現在(いま)も過去も全部含めて。

俺は、友里が好きだ。」



友里の笑いが止まり、驚きの表情に変わった。



「僕と…………、
付き合ってくれませんか?」



大和は、喫茶店の机に触れるか触れないかまで頭を下げた。