そういうとくるりと振り向き扉まで歩いていくメルフェ。

「ほら!ファードも挨拶しなさい。」

そう叫ぶと男の人が姿を現した。メルフェと同じ銀の髪の毛を持つ男の人。

「・・・・・・」

ファードと呼ばれた男の人はは黙って私を見つめている。

「あの、月華です。よろしくお願いします。」

「よろしく。」

そういうとファードはどこかに行ってしまった。

私、なにかしたかなあ?