「ダルジェ様自己紹介してもよろしいですか?」

にこりと微笑みかける女性。

「ああ。」

「はじめまして。私はメルフェと申します。あなた様のお世話係をさせていただきます。配慮が足りない点があると思いますがよろしくお願いしますね。」

そう言って頭を下げるメルフェさん。

「あ、私月華っていいます!あの、メルフェさんこちらこそよろしくお願いします!」
慌てて頭を下げる月華。

そんな姿を見てにこりと微笑むメルフェ。

「頭をお上げください。それにわたしのことはメルフェとお呼びくださいね。」

「え、でも・・・・」

「お気になさらずに。」

「あ、はい。」