バ……バケーション!?
「う…ウソでしょ??」
なに!?
バケーションとか!!
そりゃ美鈴も 一生懸命 ポイント貯めるわけだよ〜!!
『ウソじゃないわよ。
ウソだったら こんなに頑張って貯めないって。』
た…たしかに…。
『まぁ…細かい説明は
ポイントカードを作ってもらうときに あるはずだと思うよ。』
そ…そうかい…(-_-;)
『 て わけで………
明日 部活が終わったら
速攻 行きなさいよ。』
は………はい………。
『じゃ。
夜遅くに電話なんかして
悪かったわね。
また明日ね。
おやすみ。』
「 お………おやすみ。」
ぶちっ
電話が 切れる。
あ〜
明日は 部活 終わったら
圭吾のコト誘って
圭吾が 部活終わるのを待って
アイス食べに行こうと
思ったのに………。
圭吾に 明日 言わなきゃな。
「ごめん。
今日は 用事が あって
一緒に 帰れないんだ」
って。
てか
圭吾 と 一緒に 帰らないのなんて………
何年ぶりかな………。
まぁ いいか。
てか
さすがに眠くなってきたな…
この私が………
珍しく。
でも確かに今日は
体育でも
きっちり
しごかれたし………
疲れるっちゃあ疲れるわな。
私は 圭吾に
「おやすみ〜〜」
と 送った。
すると 圭吾 から の
返信は いくら
待ってもこなかった。
時間を 見ると
1時すぎ。
寝ちゃったんだな。
きっと。
圭吾が
ケータイを手に持って寝てる姿が目に浮かぶ。
思わず吹き出してしまった。
よし。
私も寝るかぁ!
おやすみなさい。