『ふふ♪
てか 皆〜!
好きな人とかいる??』
えっ…!?
なんか…
ずいぶんとフレンドリー…??
辛口って言ってたから
もっと厳しい人かと…。
『私の仕事ってさ〜??
他人の恋愛とかばっかじゃん??』
あの〜
占い師がそういうコト言っていいんでしょうか??
『まぁ…それで喜んでくれる
お客様の顔 見るの好きなんだケドねぇ』
わっ!
いい人っ!
『で!!
自分の恋愛はねっ!
全然ダメなのっ!』
へぇ〜!
『ダメって言うか…
上手くいかないんだ』
えっ…
「占い師だから…自分の恋愛を占えばいいんじゃないですか??」
『あら!
えっと…??』
あっ!
「爽佳って言いますっ」
『爽佳…ちゃんね♪
覚えとくねっ♪
私はさ〜
確かに占える力持ってるんだケドさぁ…
自分の未来は見たくないものよ?
私はそういう仕事しているから…
なおさら…
未来は自分で決めたいんだ』
ふ…深い!
まず 人間性が深い!
『じゃっ!
占うねっ!
君…名前はっ??』
『け…圭吾です』
『よろしくねっ!
じゃっ』