えっ…ココナさん…



4位っ??




『ちがうちがう…
4番の部屋って意味。』



あぁ…そっちか…



タイミングがばっちりだったから…




『4番の部屋は
さっきの3番の部屋の隣ですから
すぐにわかると思いますよ』



あっ…ありがとうございますっ


魔姫さんっ!



『魔姫さん…』



遼っ…??




ま…まさか…



『彼氏はいますかっ??』


……遼〜〜〜!!



また…??


しかも美鈴の目の前で…!


美鈴怒るよ〜??



ちらっと美鈴を見る。




あ…あれ??



怒ってない…


なんで??




てか むしろ…機嫌良さそう…



なんで!?




『彼氏はいませんよ??』


魔姫さん…



困り顔。




そりゃそうだ。



『そうですかっ!
…では…』



遼がチラチラ


美鈴を見てる。



どうしたの??




遼も困り顔だし…



『すみませんねっ〜


コイツには言って聞かせますんで…


4番の部屋でしたねっ』



圭吾がペシッと遼をはたく。



『はい。
では 辛口ココナ お楽しみに♪』



魔姫さん…


営業スマイル!


ぷ…プロだ…!



しかも…ココナ…


辛口…



やっぱり ココナさん…辛口なんだ…



でも圭吾みたいなヤツには辛口のほうがいいのかも…??



…なんてね。