私の結んだ方の足がかなり痛み出して…
「きゃっ…」
私がよろめいたとたん、二人でその場に崩れる。
「ちょっと!ちゃんとやってよね?」
「す、すみません!」
「足手まといにならないでね!」
天宮さんはきつく私に言う。
――ビクッ。
「ご、ごめんなさい…」
足痛い…。
もう一回、やるのか…。
足、我慢して頑張らなきゃ…
「もう一回やるわよ。」
「は、はい…」
足手まといにならないようにしなきゃ…
「今度は転ばないでよね?」
「ご、ごめんなさい…」
私達は再開する。
だけど
足がズキズキと痛む。
だめ、転んじゃ!
けど…
すごく痛い…。
だめ!
また、転ぶかも…
すると
「おいっ!」
…え…