「美鈴ちゃんにそれだけ想われてる彼は幸せですよ。」


「そんな事…」


「美鈴ちゃんは自分の気持ちにちゃんと向き合えてます。だから…その気持ちを大切にしてください。最後まで諦めないでください。」


「…え…」


「美鈴ちゃんはもっと陸斗君に積極的になっても良いと思いますよ?」


「積極的に…」


「はい。友達のままは辛いだけでしょう?だから…前に進む為にも。」


「大丈夫でしょうか…」


「大丈夫です。美鈴ちゃんならきっと。」


神谷先生の言葉に安心する。



私、頑張っても良いのかな。




このままはやっぱり
嫌みたい…。



だから


「さて、勉強始めましょうか。」


「は、はい!」


頑張ってみても良いのかな…。







「お、ここの公式覚えたんですね!」


「はい!」


私は神谷先生と勉強をする。



良い感じかもっ!