そんなの無理なのに。
側にいればいるほど、
そんな事を考える。
こんなに好きなのに
どうして叶わないの?
そんな自分勝手な思いが
渦巻いている。
そんな私が嫌だ。
好きな人の幸せは私の幸せ…なんて上手く考えられないんだ。
だめだなぁ、
今日はぼーっとしてる。
陸斗君の好きな人。
優しくて大人な年上の人とか?
きっと、すぐ付き合っちゃうよね。
陸斗君は魅力的すぎるもの。
隣にいるだけで苦しい。
嬉しかったはずの隣の席。
だけど、
今だけは離れたい。
何でかな。
陸斗君の近くにいるだけですっごく辛い。
こないだの校外学習が
楽しすぎたからかな。
だから、
友達のままじゃ嫌だという気持ちも芽生えてる。
このままで良い。
友達で頑張る。
そんなの口だけみたいだ。