「美鈴も行く？」
「私は疲れちゃったからさ。」
「だよね！じゃあ、またね。」
「うん、バイバイ！」
学校に着くと、私は理世ちゃんと別れた。
今日はすっごく楽しかったなぁ。
陸斗君とも久々に色々話せたし！
友達以上になりたい。
本当は思ってる。
けど、
友達以上になるのには
どうしたら良いのかな。
私には難しい気がするよ。
「うそ…」
「ショック！」
…え…
翌朝、学校に行くと女子達が噂をしていた。
「天宮さんじゃなかったんだ…」
「天宮さんが告白してるの確かに見た！まさか…」
な、何？
「高山君って宮瀬先輩と別れてから、天宮さんを好きになったと思ってた…」
「けど、確かに聞いたよ？天宮さんから告白されて、好きな人がいるから無理だって…」
…え…
