けど、


側にいたら、陸斗君に
いつか私は…。


すると

浩太君は私の頭を優しく撫でてくれた。


そんな浩太君の優しさに胸が痛む。


私はどうしようもない奴だなぁ…。










「皆さん、班ごとに群がって行動してください!」


「はーい!」


私達は班ごとに入場する。



二年の校外学習は水族館なんだよね。


「わ、綺麗…」


水族館に入ると、私は感動する。



暗い空間の中に大きな水槽がたくさんあって、水槽の中では大きな魚や小さな魚、色々な魚が自由に泳ぎ回ってた。


水族館、落ち着くなぁ。



久々に来たなぁ。



だけど


「高山君、あっち行こう!」


「あ、おい…」


天宮さんは陸斗君の腕を引っ張る。


やっぱり、心から楽しめないもやもやした気持ち。