急いで 家に戻って
君に謝った。



いつものように



今度こそ 何か他に言ってくれると思った。


だけど




『別に』





変わらなかった。





『ご飯作ってくるね』と
一言残し台所に向かった君




「やっぱ、無理か」なんてボソッと言い窓を見ると
君の姿が反射して見えた。