【杏子へ
今日ちょっと先生と面談あるから遅くなるかも。
早く帰れるように頑張ってくるからな!
浩伸】
面談かあ…そういえば
就職どこにするんだろう。
ブーッブーッ
と携帯がなる。
『もしもし?』
『杏子?今から帰るからな!』
浩伸くんからの電話。
『うん、気をつけてね。』
そんな会話中にドアが開いて
浩伸くんゎ帰ってきた。
すぐに駆け寄ってきて
頭をぽんぽんってしてくれた。
それから台所に行って
鍋の蓋をあけて
『ぉ、うまそ。』
ありがとうって言いながら
わたしのそばに来る。
今日ゎ一段と顔がそばにあった。
キス…できそうなくらい。