あたしの目線には、




あたしに跨がってニヤリと笑う海と、あたしね部屋の天井。






って……




「な、なにしてんの?!」





あたしが慌ててそう聞くと 、




海はサラッと



「押し倒してんの」





そう、答えやがった。






と、言うかどうゆう流れで押し倒してるの?




そんな甘い雰囲気になってた?




ううん、なってないよね。




自問自答していると、あたしの気持ちを読み取ったかのように





「胸押し付けてくるからヤりたくなった」



「……は?」






む、 胸なんてあたし押し付けてないし!!






………も、 もしかして海に抱きついた時に胸当たってた、とか?







さ、最悪だああ!!






さっきの時間はどこにいったらやら、





あたしの涙はいつの間にか止まっていた。





「やっと泣き止んだ」






ふっと笑う海に不覚にもキュンとした自分がいた。