♀ 萌亜 side ♀




「「「え!?妊娠!?」」」


海達が話しているとき、

あたし達もこの話しをしていた。



「あ、雅あわふいてる!」

「わあっ!……危なかった…」



あたし達は

料理していた手を休めて麗奈ちゃんの話しを聞く。




「あ、いやね?別に決まった訳でわないんだけど最近きてないから……」

「そっかー!病院行ってみれば?早いほうがいいよ♪」



雅ちゃんのお母さんは、

産婦人科で働いているから、最初は驚いていたけど、妊娠の話しを聞いて嬉しそうにしていた。




あたしとアヤちんは呆然。


「に、妊娠…。すごい、麗奈ちゃん」

「いやいや。決まった訳じゃないし、ね?」

「いいなー!あたしも赤ちゃん欲しい!」

「まだ決まってないってばあ!」




でも、

麗奈ちゃんは嬉しそうに話していた。


それからも、

いつ病院に行くかなど話しながら料理を作っていた。



赤ちゃんかぁ……


いつかあたしのお腹にも

海との赤ちゃんが出来るのかなぁ?



今じゃなくてもいいけど、

いつか欲しいなぁ…。