「香山君?俺が怖いんだったら別に仲良くしてくれなくてもいいよ」


「‥え?」



間抜け面な香山君から目を逸らして鞄をあさる

SHRはもう終わっているから注意はされないだろう



「怖く、なんか‥」
「震えてる」


だいたい俺もいちいち怯えられながら会話するのは面倒くさい


ならいっそ関わらない

これがベストだろ



「あ、えっと‥ごめん」


「何で謝んの?」

「っ‥」


あ、今のは流石にキツく言い過ぎたか

まあその方が関わってこないから楽だな、