「 今日もクールだね〜山田くん 」



「 うん。さすがだね(笑)」




「 女子には大人気だし? 」



「 うん。入学してから何人の子に
告白されたんだろうね? 」



「 軽く10人とか? 」




「 かもね〜 」




「 そのくせ、一哉ときたら… 」




そう言われてかっちゃんの方を見ると
男子に囲まれながら、はしゃいでいた。




「 かっちゃん…;(笑)
あれは男子からモテてるよね(笑)」



「 確かに!佳恋うまいこと言うじゃん!」




「 でも、あんなに明るいかっちゃんと
いつもクールな山田くんがなんであんなに
仲良いのかなあ? 」



そう、あの二人は仲が良い。



「 確かに!昨日も朝、一緒に登校してたしね 」




「 不思議だよね〜 」