この話は今から約500年くらい前に
暮らしていた一人の女の子の話。
主人公の「沫」~まち~は
一人の男の子「龍河」~たつが~に
恋をする話。
この話はフィクションであり
実話ではありません。
ご了承ください。

「沫様ぁ~~~沫様ぁ~~~~」

ここのお嬢様「沫」

「何!?そんな急いで。沫はここにいるぞ!!」
「沫様!!!心配させないでください(泣」
「しょうがないじゃろ。外の景色が見たかっただけじゃ」

「ですが沫様いけませんよ。体の方は大丈夫ですか??」
「龍河~!!沫は待っておった!!どこにおったのじゃっ!!」
「すいません。母の方が体調崩しまして…」
「えっ!?鵜野様が!?早くいかねば!!」
「ダメですっ!!!!!」

龍河は私に大きな声で怒鳴った。

「どうしてじゃ!?」
「ダメです…ダメなのです…」



「いやじゃ!!沫は鵜野様の所へ行く。」

「待ってください!!!沫様!!!」

そういい走り去った。

「ここが鵜野様の家か**」

「鵜野様!!お体は大丈夫ですか??」

私は大きな声で入った。
するとそこには…

戦っている兵士たち。
倒れている兵士たち。
その横に血まみれになって
寝ている鵜野様。

「えっ!?」

「沫様(汗」
「龍河!!!どういうことじゃ!!」
「だから。。ダメと…」
「だからなんじゃ!!どうして鵜野様を助けなかった!?」
そういうと龍河は黙り込んだ。
少したってから

「沫様が心配だったのです。」
「え!?」
「沫様を死なすわけにはいきませんでした。もう少しで沫様の
 町にも兵士が行くといって。あわてていったのです。」
「鵜野様は。。。」

「鵜野様はもうその時は亡くなられてて…」
「どうして…どうして嘘などついたのじゃ!!!鵜野様はそなたの
 母上じゃろ!!なぜじゃ。龍河なんて大っ嫌いじゃ。」

そう言って私は
長く長く続く道をひたすら走り続けた。