「来るよ。きっと。」




ユメは何も言わなかった。


彼女も親に裏切られたと...
そう思っていると話していたことがあった。


今でもそうなのかな?


それとももう乗り越えた?


今度2人になったときに聞いてみようと思った。

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『今どこにいるの?』




ノアの声が響いたのは、俺がようやく眠りにつけた頃だった。


中々眠れなくて、やっと寝れたところだったのに...
タイミングが悪いなぁ、と思った。