「ほんとだ。」




温かい飲み物は売り切れていた。


何でだろう?


いつもはすぐに補充しているのに。


仕方なく、冷たい飲み物を買ってコンビニを出た。


そのまま自転車を引いて、近くの公園へ行く。





「あれ?知秋くんだ。」





笑美が知秋くんの元へ歩き出す。


ちっあきくーん、と呼びかけながら。


知秋くんは犬と散歩をしていたみたいだった。