渋々荷物を下ろしてテントを張る。


肩に担いでいた荷物が何気に重かったと、今更気付く。





「ユメ…?どうしたの??」




夜、眠りに就く直前、ノアの声が届く。


もう瞼は下がりそうで…


聞かなきゃ―


聞こうとしたけど、少しずつ意識が薄れて行く。


駄目だ…


そう思った瞬間、俺は答えを聞く前に眠ってしまった。

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眩しい…


そう思って朝、目覚めた。