よく見ると膝が擦り剥けていた。 『ったく、お前は』 そう言ってばんそうこを貼ってくれた。 「ありがとう」 『別に』 優しい所見るとなんだかすっごくドキドキする。 「あっ、今から何処行くの?」 さっきから咲弥についていってただけだから、わからない。 『俺の事…知りたいんだろ? 俺と秋斗の関係。』 空賀君と咲弥の関係。 あれからずっと気になってしかたがなかった。 「うん」