髪が少し長くなってる。 本当に咲弥だ── 夢じゃない!! 『これ』 咲弥は私の手のひらに小さな箱を渡した。 ゆっくりと箱を開けるとそこにはキラッと輝く指輪があった。 『俺と結婚してください』 照れくさそうに顔を赤くした咲弥。 この顔大好きだった。 「喜んで!!」