ドアの前には背が高い男の人が立っていた。 でもこの声、もしかして!! 「咲…弥?咲弥なの?」 4年ぶりだからわからなかったけど、確かに咲弥の声だもん。 『うん』 私は背が高く前よりすごくカッコよくなった咲弥に飛び付いた。 身長180はあるんじゃないかな? 私の頭1個分くらい高い。 いつのまにか私は咲弥の肩より下になっていた。 『遅れてごめん。 ずっと逢いたかった。』