「冷たっ!」 冷たいけど気持ちい。 海は太陽の光りを浴びて、キラキラしてる。 この光景、忘れないように胸に叩き込まなきゃ。 『冷て』 波打ちぎわに座り、水を触っている咲弥。 『ほらっ』 すると咲弥は水を私にかけた。 「もう!」 私も一緒になって水を咲弥にかけてみた。 ちょっとした仕返し? これがなんだか楽しいの。