「えっと…やり方どうだっけ?」
「健也そんなことも知らないの?」
「りなのくせにバカにすんな!」
「ふん。」
と、りながそっぽを向いた。
『えっとね、2礼2拍1礼だよ。』
「じゃ、しようぜ。」
そう拓也が言ってお参りしようとしたとき、
「拓也、4人で一緒のクラスになれますように。ってお願いするんだぜ。間違えても、「あゆと同じクラスに」とか、「愛が深まりますようにー♪」とか願うんじゃねーぞ!あゆもな!」
と健也か言った。
『「はい…」』
「よし!じゃあ、するぞ!皆200円以上入れろよ!」
「えー健也が勝手に決めないでよー」
「いいじゃねーか!皆同じクラスなるためだぞ!」
「はいはい、わかったわかった。」
そして、りなは200円をお賽銭箱に入れた。
すると、そのあとに健太が10円玉1枚を入れた。
「あー!なんで10円なのよ!自分で言っといてー!私もう、200円入れたしー!」
「俺はいいのーー♪」
あーあ、また始まったよ、この2人。
私が、主人公なのになー。
りなと健也が目立っちゃってるよ(汗)
「何で健也だけいいのよー!」
「皆、200円入れるなら、神様が遠慮して、「そんなにいらないよ」ってなるぜ。だから、俺は10円でOKなの。」
『うわー、よくそんな言い訳思いつくねー。』
「えっへん!」
『ほめてない、ほめてない。』
「もー最悪!私の200円ーーー!」
と口ゲンカしたあと、私と拓也は500円をいれた。
「わー2人とも何でそんなに入れるのー?」
「俺が言ったこと忘れてねーよな?」
『「はいはい。」』