俺のギモンを見透かしたように解決する、岸澤センパイ。

もしかして、神様?それか魔女?


「…蓮くん、あたしは神様でも魔女でもないからね」

うぉっ!?読まれた!?


「そだ。柚くんたちは体育館になんか用事?」

「用事じゃないけど、一限目サボりにきた。」


柚流が答えた。
そうだった。サボりに来たんだっけか?


「サボり?サボっちゃダメだよ」


クスクス笑いながら、喋る岸澤センパイ。
とても、可愛いと思った。