「カフェで会った時は
翔太と仲良くしてるアキ見て
なんか嫌な気持ちになった。」



私もだよケイ。
ケイと一緒に来たサキさん
に妬いてた。





「俺さ、ずっと謝りたかった。
あの頃アキの気持ち知ってて
冷たくしてた。
本当は…
本当は………ずっと、
ずっと言いたかったんだ!」





そこまで言うとケイは
私の方を向いて
じっと私を見つめた。
















「…………ごめん。
俺……まだアキのこと
忘れられないんだ…。」










……………ッ。


夢だと思った。
これは現実じゃない、
私は夢を見てるんだ。


信じられなかった。