・・・ドンッ!!!


痛ったぁ・・・。

「ご、ごめんね!!」

「あっ、ごめん。」


この子、どこのクラスだろ。名前聞いてみようかな。


「ぶつかっちゃってごめんねっ!!遅刻になりそうで焦っててっ!」

「いや、大丈夫。えっと・・・名前は?」


その子は照れながらこう言ったんだ。

「姫ノ恋!恋って呼んで!!クラスは1-3だよ。」