「…あはは……」


これ以上女子からの視線を浴びるのは嫌だから光を階段の踊り場に連れ出した。




「光……」



「ごめんごめん」


と言って苦笑いする光。





「誰にも言わない?」



「もちろん」



「言ったらあたし殺されちゃうかもっ…!」


さーっ、と顔から血の気が引いていくのが自分でも感じる。