なんて、のほほんとした事を考えていたら…


「じゃ、またっ!」


と言って、光がそそくさと屋上を出て行った。



それに続いて青弥まで「便所行ってくる」と屋上から去って行った。




残るはあたしと… 佑くん。


き、気まずいっ…!



「亜豆ちゃんさ…」


この気まずい状況の中、声を発したのは佑くんだった。