その後、しばらく経っても青弥は屋上には来なかった。




「来ないね…」



「まさか亜豆。寂しいとか?」


光が佑くんに聞こえないような声で冷やかす。




「はぁ?な、何言ってんの!?」


別に寂しいとかじゃないし…。


ただちょっと心配というか…その……。