いつものように、靴を履き変える。 今日はこの時間、青弥いないんだな…。 毎日見る、女子に囲まれた状況でない。 「…ちょっと井口さんっ!」 誰だか分からないけど、後ろから声をかけられた。 振り向いた刹那…… 「えっ!?あっ、ちょっと〜!」 何人かの女子に引っ張られて、廊下の隅に連れていかれた。