「…どうかしたの?亜豆」



「光っ…」


あたしは涙を我慢しながら自分の机を指した。





「何これ…」


あまりのひどさに光も戸惑いを隠せないでいる。




「…ひどいね」


そういって、光は掃除用具箱まで行きゴミ袋とビニール手袋で中のゴミを取り始めた。



ショックで何もできない…。






いつの間にか、雑巾で綺麗に拭いてくれていた。



「…ありがとう……」