「…おい、とっと行くぞ」


「うんっ」


いつもの青弥と違って何だか…。






校舎の外に出ると、空はオレンジ色に染まっていた。


もう、こんな時間なんだ…。





ちょっと先を歩く青弥。




あたしは青弥をちょっと勘違いしてたのかな…?



ただの恐いヤンキーだって思ってたけど…


本当は優しい人なのかもしれない…。