「大丈夫だよ。俺がいるんだからよ。」


何がオレがいるだよ。くそっ、



「ねぇねぇ、桜ちゃん。勝負しようよ」

「勝負?」

おれは海里君に聞いた

「そう勝負しよう。バスケで。桜ちゃんと英士対俺達二人。まぁ無理だと思うけど。俺達が勝ったら俺達のいうこと聞いてね、俺達が負けたら桜ちゃんのいうこと聞くから。」


ピキッ!ピキッ!

無理だと?
おれが負ける分けないだろ…くそっ


「…っやってやろうじゃん。英士絶対勝つぞ」

そう言って英士をつれてコートへ入った。


勝負は2対2十分マッチ。

「じゃあ勝負始めるよ」

海里君の合図でゲームが始まった。